金メダルを目指して平昌で競う選手たち。辿り着く人、挫折する人、いずれの結果でも皆、今までお世話になった方々への感謝を必ず口にします。振り返った4年間、たくさんの人との関わりの中で、良かった事、苦悩した事、それら全てがあって今が在る。その気持ちが、素直に湧き上ってくるからなのでしょう。オリンピックを見ていると、今の若者は本当に素晴らしいと感じます。ただ、それぞれの順位という「結果」は明確になり、誰の目にも明らかで、衆知のこととなりますが、「成果」はどうだったのかは、本人にしか解らないところです。
あるFBの投稿で「目的=目標+意味」を見つけました。「こうなりたい!こうしたい!こうありたい!」という願望。例えば「幸せになりたいから」「好きだから」「役に立ちたいから」の気持ち。自分がやっていることの「意味(理由)」をしっかり探せているかが、とても重要だと言っています。そこに「目標」を加えると「目的」となり、その「目的」がしっかりしている人は、日々の辛い練習や仕事も、頑張って続けていけるのだそうです。目的がしっかりしてれば、投げやりになったり、空しくなったりせず、頑張れるパワーが湧き出てくるのです。「目標には届かなかったけれど、幸せだった」とか、「世の中に役に立てた」とか、各々にとっての「成果」があったかは、良い「結果」以上に大切な事なのです。
「なぜ生きる?なぜ働く?」の意味、何の為なのかは、人によってそれぞれ違います。どれも間違いではありません。自分が決めればいいものです。生きる上で、働く上で、目標値と目指す意味(理由)を見つけて、頑張ってみましょう。ただ、期間を決めて行いましょう。なるべく、みんなで行いましょう。なるべく、みんなに公言しましょう。人は弱いモノです。だから一緒に頑張って参りましょう!