昨年11月の勤労感謝の日から三連休、燕市で「下町ロケット」のロケが大々的に行われました。燕市役所に隣接する田んぼには、アグリジャパン大会会場のセットが作られ、その撮影のエキストラ募集があり、朝5:30集合、指定された自前の服装、昼食持参、屋外撮影用の防寒をしっかりする等の厳しい条件に全て従い、三日目の日曜日に参加してきました。
豪華出演者たちの登場で、会場の熱気は一気に盛り上がりはしたものの、その後は延々と繰り返される同じシーンの撮影。監督から次々だされる要求、反面関係してない出演者やエキストラは只々待つ状況。撮影の過酷さを初めて肌で知りました。やっと来た出番で自前のスーツを田んぼで汚す人、寒さでクシャミ連発の人、長時間拘束、謝礼は番組宣伝クリアファイル一枚では、全く割に合わない感じがしました。しかし撮影終了時に、出演者ひとり一人から感謝のコメントがあり、そこでしっかりと心を掴まれ、私は勝手に「一緒に作りあげたんだ!」と喜びが増し、「宣伝部長にならなきゃ!」と使命感まで抱く様になりました。自分が言うのも変ですが、ファンとはそういうものなのです。
美容室は、ヘアのスタイリングをすると同時に、ライフスタイルの提案をし、お客様を自店のファンに導きます。美容師さんが自分の毎日を素敵にしてくれる人と信じファンになっていくのです。だから、美容師さんは偉大なのです!
※ちなみに私は、ダイダロスの社員として、ダーウィンの後ろに、小さくちらっと映っただけでした…