少子化、人口減少の日本の未来を生き延びる為に、事業者は生産性を上げていくことが求められています。一般的に生産性を上げるには、無駄を省くことだったり、短時間で終わらせたり、手間をかけなかったり、人がなるべく関わらない事が良いとされています。
しかし、一方で顧客や人の気持ちを揺さぶり動かすものは、「わざわざ…」だったり、「そこまでやるか!」の行動に対しての感動が影響を与えるものです。サプライズや仕掛け的ドッキリも感動に繋がる事もありますが、それ以上に人は「そこまでやる」に対して、「本気を感じた!貴方を信じる!君に任せた!」に転じるものだと思います。私たち美容ディーラーの新規開拓訪問、美容室のメニュー提案やホームケア品の提案が、これに当たり、そこから新たな取引が生まれたり、店販などの新規購買に繋がり、それが未来の業績の中核になる場合もあります。
その成否を分けるものは、やはり回数をこなす事、しつこく諦めない事になりますが、それらを「わざわざ」や「そこまで」に感じて頂く努力はなかなか難しい事ですが、それが遣り甲斐にもなると思います。実は生産性を上げるのは、諦めない事や無駄足だったりするのかも知れません…