代理店会議の出張で京都に行って来ました。駅の雑踏はもちろんでしたが、時間が取れ、向かった嵐山の渡月橋を行き交う人たちの外国人率の多さは、やはり日本を代表する観光地だと思いました。ニュースの通り、コロナ明けで完全にインバウンドが戻っている事を実感し、今まで苦しんだ飲食業や宿泊業が、これで一気に盛り返せると思ったのですが、資本力に差のある中小企業では肝心の働き手が確保出来ず、対応出来る内容や受け入れキャパが限られ、依然厳しさは続き、格差も拡がっていると知りました。
美容室も人手の必要な仕事の代表で、女性が多く働く職場でもあります。今は、女性に限らず男性にも産休や育休を設けなければならない世の中、人手の関わる職場の美容室は、更にやりくりが大変になっていきます。もちろん効率良く生産性を上げることは大切ですが、それと同様に、そこに居続けたい、チームの一員で居たいと感じられる、制度や雰囲気を作り出す事が重要になる時代です。
みごと世界一に輝いたWBC日本チームの様に、競争しているのに仲も良い、自己主張が強いのに自己犠牲もする、必死に戦っているのに楽しそう、そんなチームを作って行きましょう。