10月9日体育の日、3度目の挑戦で、新潟シティマラソンを完走することが出来ました。昨年4月、初挑戦の佐渡トキマラソンは、途中23km地点で悪天候の為中止となり、同年10月新潟シティマラソン2回目の挑戦では、22km過ぎの関門で制限時間によって、バスで撤収され終了しました。リベンジの今大会は、制限時間も7時間に緩和、且つ都心部を中心に楽しく走れるコースでの挑戦でした。
天候にも恵まれ、スローペースで和やかな雰囲気だった私の周辺の人達も、30km、35kmと過ぎて行くと道路脇に痙攣で動けなくなったり、気分が悪くなったりする人が徐々に増えてきました。今まで到達した事の無い距離での疲労、足が攣るクセがあった私は、先輩の助言でこまめに水分と塩分を補給しながら、制限時間を考えたペースで進んで行きました。実際は、完歩の方が正しいと思いますが、完走が目標でしたので、35kmを過ぎた頃から、ここまで来られた有り難さを感じながらも、ここまで来たからには成し遂げたいという気持ちが込み上げてきました。そして目標達成が見えた時、自分は何の為に走っているのだろうと自問しました。仕事も暮らしも責任ある立場の中で、関わる人を幸せにする為に、健康でいて、適切な判断や行動が出来る状態で在り続けたいと思い、50歳を超え、たまたま友人からの誘いで始めたランニングが10kmを目標に始まり、そしてハーフ完走となりました。それから3年越しでフルマラソン完走となり、健康であることで、私自身が一番幸せを感じています。
今回は、制限時間の延長のお陰で完走できたのが事実ですが、42.195kmに変わりはなく、私にとっては、とてつもなくしんどい距離でしたが、一歩ずつを大事にし、諦めず、無心にただ前に進んでいた時間は、苦しかったけれど、とても幸せで楽しいひと時でした。最後に、この「美容にいがた」を編集していただいています(株)ハイングラフの小林浩一さんが、私より相当早い時間で完走された事もご報告させて頂きます。おめでとうございました!