昨年末の弊社営業会議での、パートナーメーカーの営業課長さんのお話です。
そのメーカーは、美容業界(美容室経営)の近代化を掲げ、1979年に創業されました。既に38年を経過していますから、自社の近代化は、とっくに達成されているものと思っていましたが、違うそうです。近代化とは、最近流行のIotやAIを取り入れ、最新機器に取り囲まれ、合理化された、カッコイイ会社の事を言うのかと思いましたが、違うそうです。近代化とは「継続経営」そのものを指しているのだそうです。着実な成長をしながら、継続して行く事、そのものを言うそうです。
かつての高度成長期、イケイケの時代にあっても、それに添いながらも、調子の良い時は常では無いと、堅実経営に徹し、逆に、現代の様に労務の課題や人手不足の問題を解決しなければならない時代には、たとえ経費負担が大きくても、積極的に挑戦しながら、真っ当な会社を目指す。業務内容も、美容室繁盛貢献に徹し、同じ施策を続けています。その会社「らしさ」や、その企業文化はそう言う処から生まれるのだと感じます。頑固で融通が利かない会社ですが、粛々と行動し続けるところに魅力を感じます。続くという事は、共鳴している員がいるからです。それを支持する顧客がいるからです。そして、考え方が一貫しているから、行動も続くのです。
創めた人がいるから、今日がある。繋いだ人がいるから、続いている。過去に感謝しながら前に進む。近代化に、終りはありません。ずっと続いていくものです。そんな会社に、私たちも成りたいです。いえ、成ります!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。