この度の能登半島地震で、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたします。県内においても、住宅や店舗で大小様々な被害を受け、辛い思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。1日も早く普段の生活が取り戻せる事をお祈りいたします。
今年の干支は「甲辰きのえ・たつ」。「甲」は大木の姿や優勢を表し、「辰」は水や海の神として祀られてきた龍、竜巻や雷などの自然現象を起こし大自然の躍動を象徴し「龍が現れるとめでたい事が起こる」と伝えられ、2つの組み合わせから「成功という芽が成長していき、姿を整えていく」縁起のよさを表す年の始まりだった筈の日に、自然現象としては、あまりに残酷な出来事が起きてしまいました。
ある会合の冒頭、講師は「平成の大合併」によって、人口減少地域は大幅に地方公務員も減り、この様な災害が起きた場合、対応に遅れが生じ、更に働き方改革等で意識や仕組みの変化により、これから地方の問題が露になっていくと指摘しました。効率化や合理化も必要ですが、これからは助け合い、協力関係が大切とも話されました。競争しながら、協力し合う時代、人が減る中での人との関わりが大切な時代だと感じました。