“○○ペイ”とやらが、凄いポイント還元を引っ提げて、スマホ決済をサービス業、小売業へと導入を加速させています。2020年の東京オリンピック、2025年の大阪万博開催に向け、インバウンド需要を取込む為、更に人手不足への対策、働き方改革の合理化策として、強く推し進められています。さて日本は、キャッシュレス社会へドンドン進んで行くのでしょうか?
一方、インターネットの購買履歴など個人の様々なデータを預かり、活用したい企業に提供する「情報銀行」というビジネスが、これから生まれてくるのだそうです。不用意な情報漏洩に対しては、誰もが敏感ですが、ルールや仕組みがきちんと整備され、万が一の時の責任の所在が明確になった上で整備されていけば、広く受け入れられるビジネスになると予想されています。特に日本では、個人のデータを提供するのは嫌だけれど、一方でそのデータ活用によって得られるメリットやサービスは受けたいという人が多いのだそうです。お金ではなく「情報」に価値がある時代になっていく様です。
もともと美容室は、お客様が美容師を信頼し、カウンセリングの際に自身の悩みをさらけ出し(個人情報の提供)、成りたいスタイルや髪質(受けたいサービス)を伝える事に対して、必要なメニューでの施術や店販提供で、それを叶える仕事です。お客様の大切な秘密を預かっている「情報銀行」でもあったのです。
世の中が激変する予感の2019年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。