今の美容業界はどんな状況?とぼんやり考えながらWEBを眺めていました。矢野経済研究所が予測する「2108年度理美容市場データ」によると、「美容市場は、1兆5049億円、前年比99.6%で緩やかながらも連続縮小」だそうです。「来店客の節約志向が緩やかながら回復に向かっているので、消費支出の拡大は期待できるものの、少子高齢化基調から、顧客の来店サイクルは長期化しており、総体的には低価格志向が見られる」そうです。状況が良いのか、悪いのかよく解りません。なので、その対策は「値上げ派と値下げ派の二極化」が進行するのだそうです。同時に、「技術やサービス、空間が醸し出す非日常化など“コト”を提供する付加価値型サロンと、施術メニューやサービスを限定した低価格サロンチェーンの二極分化も進行する」のだそうです。業界は真二つになるのでしょうか?どっちが正しいのでしょうか?更にこの予測では、「この間にある中間ゾーンに位置する美容室では、付加価値のあるサービス提供を基本とするものの、集客の為の差別化が課題」とありました。地域の顧客に支持され、コツコツと頑張っているサロンの多くの課題がこれで、それに必死に戦っているのが実情です。業界全体を捉えた予測は、予測であり、総論でしかありません。業界全体は確かにそうなのだろうけど、肝心なのは、貴店はどうするかだけです。
弊社は、ブームではない定番良質メニューとしてのスパの推進、確かな技術と美容室専売のカウンセリングを基本とする美容室専売の店販品を通し、お客様の365日のキレイを提供し続け、単価アップを目指す値上げ賛成派です。貴店は、何を選び、どう行動していきますか?年の瀬を前に、今一度考えていきましょう。