「年齢を重ねながら若返る為に、私は学び続けているんです!」と話し始めた尊敬する先輩経営者。一体何を話すんだろうと思いながらも、価値ある報告をじっくりと聞く機会がありました。
今、国や団体のリーダーが、時代の変化を捉えられず、時代の変化を無視したかの様な独りよがりな発言を繰り返し、世間の非難を浴びる事が起きています。ずっと自分基準のままで、いつも自分が正しいと思い込んでいる所から抜け出せない状態だからそうなるんです。時代の変化や周囲の人の反応を敏感に感じ取り、柔軟な考えを持てないからそうなるんです。
自らを変えようとする事を「学び」といい、その結果を「成長」といいます。更に人と人は、どちらかが間違っているのではなく、みんな違って互いに存在しているのに気付く事を「認める」といい、人の事が気になり、声を掛けたり、訪ねたりする事が「人間らしい関わり」であり、そういう事を自然に出来る人、つまり人を尊重することが出来る人が、真に品性がある人なんです。そう言う人に私はなりたい。その為に学び続けています!
あの年齢で、まだまだ成長しようとする意欲、まだまだ学び続けている姿に、学び方を学びました。尊敬の気持ちが湧き上がった、善き一日でした。