スマホの新規登録で携帯ショップに行きました。諸事情で数台いっぺんに登録する為、確認や署名しながらの作業があり、カウンターでずっと待つ事になりました。手持ち無沙汰を紛らわす様にとタブレットを渡され、dマガジンで雑誌を読む事になりました。コロナ禍では安心安全な事、拡大して読みやすい事、他人の目を気にせず堂々と女性誌も読める事でとても便利に感じました。
一応、美容関係の端くれですから「自分らしさが表われているパリの女性。親近感ある東京スナップには真似したくなる髪型いろいろ。」が特集されていたマガジンハウス社のKu:nel(クーネル)誌を選び、初めてですが読んでみる事にしました。上手に年を重ねたHanako世代の女性が生活やファッションを楽しむ為の情報や考え方が掲載されている感じの雑誌。50代、60代の素敵な女性達の自然な様相や佇まいの写真がたくさんあり、こういう雰囲気が今はカッコいいなと感じる事も出来たりして、待たされたから生まれた予期せぬ時間で、普段得られない情報に出会えるとても良いひと時になりました。
全て思い通り、無駄なく進むのは良い事ですが、何も出来なく、ただ待たされる時間の中にあっても、有意義な事に出会える場合もあるなと感じた3時間半でした。
「新幹線なら、とっくに東京に着いているよ!」と考えてしまうと、逆に勿体ないものになるのでしょう、時間というものは!