ある会の分科会でのお話です。「社長の事業欲だけでやっている様な会社に、社員が自分の人生を賭けようとすると思いますか!足し算と掛け算だけで作られているもの、つまり何をどれだけ売って、どう拡大していくかだけしか書いていないのは事業計画書と言って、経営計画書とは言いません。」「会社の源泉は人、社員です。経営とは人の事を考えるものです。社員とその家族がどうしたら幸せになれるのかを真剣に考え、その為に、お客様にどう役立つか、何が必要かを真剣に考えます。そして、社員を守る為に必要な費用がいくらなのかを算出し、それを生み出す為の利益がいくら必要なのか、それを得るには、売上がいくら必要なのかを算出する、それが経営計画なのです。」と話は続きました…

遠い昔の美容界、社員は低賃金、長時間労働という時代もありました。しかし、経営者の社員への責任や愛情はあったと思います。今の潮流の面貸し、業務委託、仕組みは出来高からの割り算で合理的。だけど、この話からすると、これは経営?そこに責任や愛情はあるの?と勝手に考えさせられてしまいました。