会社の売上、団体の会員数、組織の目標達成や成功を求める事、つまり「結果の質を高める」には、まず「関係の質を高める」ことが大切。ある会のパネルディスカッションで聞いた言葉が、記憶に残りました。
「いい結果を出したいのであれば、信頼関係を築くことから始める」。組織が継続的に成長し、結果を出し続ける「グッドサイクル」を提唱するダニエル・キムの言葉なのだそうです。
コロナ禍の2年半以上の間、停滞や後退、様々な活動がモヤモヤし、半ば諦めムードから、ようやく良い流れ、上昇傾向に転じた時に、人々の気持ちとしては、一気に、更に、もっともっとになりがちです。結果に執着し、焦り、数値、数字を追い求めがちになります。悪いことではないのですが、そういう時にこそ、組織内の人間関係や、顧客との関わり方を見つめ直すことが必要との注意喚起です。
敢えて、会いに行く。メールやLINEではなく、電話で話す。短くても対面して話す。大袈裟な活動ではなく、ちょっと時間をつくる事が今、大切な時と感じます。